オトナの変わりドキ!講座 vol.1:元ソニーの女性エジソン 下川眞季さんと「人生の変わりドキ!」をみつけよう。
下川眞季さんと「人生の変わりドキ!」をみつけよう。
<偶然というものは、私たちが思っている以上に人生を左右すると思う>
by 黒柳徹子
いつもの居場所から離れてみると、
思いがけない発見があったり、素敵な出会いから道が拓けたり……。
そうした思わぬ拾い物をする才能を「セレンディピティ(serendipity)」と言いますね。
私たちの日常は“偶然”というハプニングに満ちていて、
その出来事をいかに捉えるかで、さらに新たな生き方が拓けていく。
人から見たら大変なこと、不幸なことでも、その捉え方で人生が拓いていく。
そんな「転機」をオトハルではオトナの“変わりドキ!”と名付けました。
オトナの変わりドキ!を話していただくシリーズ企画の1回目は、元ソニーの女性エジソン!
今は中小企業のキラリと光る技術を広げる「ダヴィンチ・ブレインズ」代表取締役社長の下川眞季さんです。
Stories
ミュージカル女優を夢見ていた少女時代、ある理科の先生との出会いによって、「リケジョ(理工系女子)」の道へ。ソニー株式会社へ初の女性修士エンジニアとして入社した下川さんは、デジタルカメラの開発に携わり、「電子シャッター」の生みの親として一躍注目されます。世界に誇るソニーの企業価値を高めるため、商品開発、技術経営などのマネジメントも歴任してきました。
いずれは起業へと志を抱き、順風満帆に歩んでいた40代。しかし、そんな日常が一転、絶望の日々に変わってしまったのは49歳のとき。旅先で交通事故に遭った下川さんは、意識不明の重態で病院へ搬送され、その日から苦難に満ちた療養の日々が始まったのです。
右の骨盤を粉砕骨折、折れた肋骨がささって片肺も潰れ、内臓疾患まで併発して、98%死んでも不思議はなかったそうです。2カ月間寝たきりで、その後は車椅子の状態で半年間の入院生活を送り、退院後は過酷なリハビリに明け暮れる毎日。その間、幾度となく「自分の人生は終わった」と絶望の淵に突き落とされ、一人泣き明かしたことも……。
そんな下川さんを支えてくれたのは、黙々とリハビリに励む義足の少女の姿であり、お見舞いに来てくれる人たちでした。「君を励ましにきたのに、何だか励まされちゃった」と言われ、初めて“自分はこうして存在するだけで価値があるんだ”と心から思えたという下川さん。1年3カ月の休職を経て復職すると、また違った社会の在り方が見えてきたといいます。こうして奇跡的に活かされた命を活かして、今、私にできることは何か。そう模索する中で独立起業を決意。下川さんが新たに目指したのは、モノづくりの現場に戻って、中小企業のキラリと光る技術を広げること。そして、使う人の“感性”を呼び覚ます「フィールウエア」という新しいコンセプトを推進することです。
これまでの人生はまさに「セレンディピティ」な出来事の連続だったと振り返る下川さん。そこでどんな出会いがあり、いかなる気づきがあったのか、溌剌とした笑顔が素敵な下川さんとともに、人生の“変わりドキ!”について話し合ってみませんか?
あなたの人生の「変わりドキ!スイッチ」を見つける2時間です。
◎開催概要
・日時:2016年10月19日(水)19:00-21:00(開場18:30)
・場所:朝日新聞メデイアラボ
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-19-21 ホルツ細川ビル4階
JR・地下鉄・東急線などの渋谷駅から徒歩5~10分
東京メトロ千代田線明治神宮前駅から徒歩8分
・参加費
前売 3,000円
当日(一律)3,500円
・定員:30名
・主催:オトナ思春期をデザインするプロジェクト(オトハル)
・共催:朝日新聞メデイアラボ
◎オトハルのWEBサイト!
毎回イベントやそのレポートが更新されています。過去の内容が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
- イベント詳細情報を更新しました。 Diff#200971 2016-10-18 04:00:06
7:00 PM - 9:00 PM JST
- Venue
- 朝日新聞社メディアラボ
- Tickets
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参加費 SOLD OUT ¥3,000
- Venue Address
- 東京都渋谷区神宮前6-19-21 ホルツ細川ビル4階 Japan
- Directions
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JR・地下鉄・東急線などの渋谷駅から徒歩5~10分/東京メトロ千代田線明治神宮前駅から徒歩8分
- Organizer
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一般社団法人オトナ思春期をデザインするプロジェクト443 Followers
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